【TSURU-ARTWORK 08】Photo Report 03 古着&似顔絵編
9/28〈都留文科大学〉の学生が主催した展示企画『TSURU-ARTWORK』のようすをレポート。
写真展、イラスト展示、似顔絵、アコースティックライブ、
長野から学生起業した古着屋〈TRIANGLE〉や
富士吉田市の新世界通りで人気のレストラン〈かぎしっぽ〉さんからは、
サンドイッチや山梨100%のワインの出店、
そして、『おじヨガ』を主催する地域おこし協力隊の天野さんが、
南インドカレー〈カリアムドゥ〉から、タピオカやカレーをお届け!
そんな一日の様子を写真で紹介。
もっと学生のまっすぐな表現をこの場所でみたい。
その実直さと表現の幅の広さにグッとうるっときた
とってもいい一日でした。
この場所でファッションスナップとか展示会なんて、いいなと思うんですけど、
だれかやりませんか?ってことで、古着や似顔絵のようすをドンっと!
〈都留文科大学〉のデンマーク人留学生と交流する学生たち
長野から参戦の〈TRIANGLE〉。長野県立大学2年の3人組がプロデュースするのは、『ドネーション古着』という新たな仕組み。そんな想いは、長野のメディア『ナガラボ』でもチェック。
セレクトセンスのある3人の古着と〈FUJIHIMURO〉の空間がパキっと締まってグー!ファッションショーとかできそうな
お蔵入り3人のオフショット
生放送スタジオへお返ししまーす
ってことで、スタジオこちら、〈TSURU-ARTWORK〉の運営メンバー
インドに留学へ行った学生が、地元の農民女性の就労支援をかねて制作したオリジナルプロダクト。そんな活動のことも、またどこかの機会でトークショーやりたいですね
もうええわ!ってツッコミが聞こえてきそうだけど、〈TRIANGLE〉のあおっきーのお蔵入りオフショット
そして、「ドドドのド!押さないでくださいー!」状態で人気だったのが、イラストレーターで都留文科大学の学生の似顔絵コーナー。なにやら、「日々、ながれる」調査団の調べによると、地域のバトミントンチームのおかあさんたちの間で人気を博し、次から次へと出店の度に、駆けつけてる人多数なんだとか!
そんでもって、似顔絵待ちの中、皆さん古着もゲット!世代を超えた瞬間に、ほんわかのか
ここは海外の蚤の市か?ってくらい盛り上がったこの日。
音楽あり、表現あり、古着あり、おいしいごはんあり。
こんな陽気な一日をまた企画したいものですね。うんうん。
ということで、以下は開催を振り返る編集後記
富士山麓、山梨県富士吉田市。
戦後、機織りの街として栄えたこの街に、
富士山の泉を氷にかえて、全国へ届けていた旧製氷工場があります。その名も〈富士製氷〉。
この場所で2019年から新たにスタートしたのが、滞在型のアートギャラリー&サロン〈FUJIHIMURO〉です。
あらゆる世代が集い、交わり、次代をつくるアイデアの泉が生まれることを想い、
「いつかどこかで、泉になる」という願いを込めて、スタートした場。
まだまだ使い方は模索中。というのも、
「こういう使い方をしなくてはいけない」と建築が決めるのではなく、
その場所で、「どんな風に遊びたいか」「どんな企画を通して、人と人を、橋渡ししていくか」という
人と人の営みから生まれていく場の空気や、集まる人から生まれていく出来事を
大切にしたいと思っているからです。
ギャラリーやサロンと、ひとまずカテゴリーしていますが、
実際は、ギャラリーでもサロンでもない、
パブリックな公園っぽいし、はたまた学校みたいな学びもいっぱいある。
そんな場所でありたいと思っています。
それは言うなれば、なんでしょう?
いい言葉が見つかったら、ちゃんとカチッと言えるといいなと考えています。
(でも、カチッと言えちゃうことって、つまらないのかも?)
世代も、職種も、考え方や価値観もちがう人たちが、集い、
その場で起きている「EXHIBITION」「EVENT」 「WORKSHOP」「LIVE」などを
『いっしょに愉しむ時間=思い出』を積み重ねていけたらと思っています。
そして、この場所で、何かやってみたいという発想が生まれることが、
すべてのはじまりになります。
この場所で表現したアーティストが、世界をつなげるかもしれない。
青くさかった学生バンドが、世界中の人々の胸を打つ名曲を作るかもしれない。
親子とご近所さんが交われば、“遠い親戚よりも身近な友”じゃないですけど、
『街を豊かに暮らす広義の家族』になるかもしれません。
きっかけは、ふっとしたところに転がっているものです。
世界で活躍する作家やアーティストに、学生が将来の夢を見つけるかもしれない。
そんな若者の実直な姿に、大人は明るい未来をもっと信じようと思えるかもしれない。
前置きが長くなりましたが、
9月28日に、都留文科大学の学生サークル〈TSURU-ARTWORK〉主催で、
企画展を開催しました。
テーマは『HATAKE×TANE』。
いつか芽生える種を、この場所で植えていくこと。
そんな想いで、
写真展やライブ、海外留学で関係を築いてきたインドネシアの農村女性の作品、
似顔絵、イラスト、
そして県外からも、長野県立大学生3人組で、学生起業した古着屋〈TRIANGLE〉などの顔ぶれが揃いました。
都留文科大学在学中のデンマーク出身の留学生や、
ご近所さんや、似顔絵を目あえてにかけつけた地域のおかあさんたちなどなど。
あらゆる人が交わり、賑やかに一日になりました。
こんな風景をこれからもつくっていきたいですね。
そして、アパレルの展示会やミュージシャンのライブ、
プライベート映画祭や音楽スタジオとして使いたい!なんて声をかけてくれる人もいて、
これからどんな場所になるか、予想できないことが起きそうです。
それってなんかワクワクしませんか?
「どうなるか、わからない」
毎日が芸術ですから。この場所でいろんなことを教えあう、
言葉を交えずとも刺激を受け合う。
そんなことで、この場所から始まる物語を、愉しんでみたいということです。